Analogue Life

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ガラス作家松田苑子さんの「ときの箱」。

「ときの箱」は、大切なものを仕舞う為の箱として、松田さんが一人ひとりの特別な時間を想像しながら制作しているもの。彼女にとっての大切なものとは、「過ごしてきた時間を内包するもの、未来への希望を抱くもの。指輪や拾ってきた石、空気でもいい。箱には大切なものを守り育む力があると思っています。お気に入りの箱の中に大切に仕舞っていたものを取り出して、そっとふれてみる。そんなひっそりとした特別で愛おしい時間を作り上げる手助けができたら」と語ります。

松田さんが使っている技法(Casting Glass 鋳造ガラス)は、多くの工程と細かい作業があり、それらを経てようやくあの美しい姿を見ることができます。また表面に彫り込んでいる模様は、植物や花言葉から選ばれているものが多く、伝えたい言葉や想いを模様に託しているそうです。

自分の大切な物を仕舞う箱として、また大切な方への贈り物にどうぞ。