黒金彩 茶杯

Artist: 前川 淳蔵
2,750円 (税込)
Sold

常滑焼の歴史は大変古く、平安時代末期から900年も続いています。

常滑は日本六古窯のひとつであり、その中でも最も古く最大の規模であるといわれています。
平安時代には宗教用品が主に焼かれ、室町時代には生活雑器の壺や瓶が大半を占めたそうです。そして、明治以降は、土管、タイル、衛生陶器、植木鉢などの生産が多くなり、他の陶業地には見られない緻密で風格のある手造り急須をはじめとした、花瓶や壷など工芸品も数多くつくられてきました。

そんな常滑の地で作陶する前川製陶 賢山窯の4代目前川淳蔵さんは、三代目の賢吾さんとは異なり、大物以外にも食器や急須といった日常使いの器を中心に制作されています。古来の伝統や技法を守りつつ、時代に応じたものづくりに取り組まれる一方で、常滑の鉄分の多い土を活かし、中国茶器や台湾茶器も制作。お茶好きなアジアの人々を魅了しています。前川さんは「お茶を美味しくする土や釉薬がある。しかし、その反対もある」と仰います。

見た目の美しさだけに捉われることなく、お茶が美味しく淹れられる道具を追求する前川さん。
ぜひ、同じ釉薬の急須とあわせて、お茶の時間をお楽しみください。

*洗浄後はしっかりと乾燥させてからおしまいください。
*洗う際は柔らかいスポンジで優しく洗ってください。

    PRODUCT DETAILS

  • Size: Dia 4.5cm x H 4.3cm
  • Weight: 21g
  • Material: Ceramic
  • Product No: MAE-06
  • Made in Japan

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